Doricoで音符・休符の水平移動はどうするの?

Dorico

いつもの通り、ぎゅうぎゅうに詰めてレイアウトしている関係で、デフォルトのままでは干渉してしまうので、いちいち手動で音符や休符の位置を微調整したいわけですが・・・垂直方向はここのY方向オフセットや、符尾をマウスで選択してドラッグなどの方法で動くのだが、水平方向には全く動かない。 このように、X方向を-6にしてみても全く反応なし。

うーん。これは困る。ヤマハのサイトにこういう記載があるみたいだが、どうもこれ、旧バージョンみたいで、実際にDoricoを見てみると、「浄書」モードで左パネルの「音符のスペーシング」なんて無い! こういうの困るんだよね。バージョンを上げておいて機能を減らすなんていうの(^^♪
一応「音符のスペーシング」は、左パネルではなくてメニューにはある。これ。

しかしこのように、「レイアウトをリセット」とかなんですよ。試しにやってみたら・・・ここの選択した休符とは全く関係ない箇所のレイアウトが醜く狂ってひどくなっただけで、この場所は全く変わらなかった。百害あって一利なしな機能だな・・・

どこかに隠しコマンドwwがあるのか? それとも不可能なのか・・・
前回の時には、結局ヤマハから大分遅れてからメールで返答があったものの。。。。(^^

ChatGPTにも聞いてみた。その結果はこれ。

2. 個別に音符の位置を微調整する

もし特定の音符や休符だけを移動したい場合は、Engraveモードを使用して、音符や休符を個別に調整できます。

  1. Engraveモードに切り替え(Ctrl/Cmd + 3)ます。
  2. 移動したい音符や休符をクリックして選択します。
  3. キーボードの Alt(Opt) + 矢印キー で微調整を行います。
    • 右矢印キー:右に移動
    • 左矢印キー:左に移動

ヒント

  • Engraveモードで音符を動かす際は、リズミカルな意味での変更ではなく、グラフィック的な配置の変更であるため、楽譜の内容には影響しません。
  • 自動スペーシング設定を調整したい場合は、全体的なレイアウトに応じて柔軟に設定を変更することが大事です。

これで、音符や休符の間隔を自由に調整できるようになります。

Engraveモードって要するに浄書モードみたいなので、そのようにAlt+矢印でやってみても、何も反応なし。念のため、Ctrl+矢印でやってみたら、こんなふうに選択されたブツが変わっただけ。

変な場所にある歌詞や中かっこが選択されても仕方ないんですけどwww(^^♪

追記※
さらにいろいろ調べたりした結果、自己解決した。これ。

音符のスペーシング というのは、ヤマハのヘルプのサイトにあったような見た目ではなく、こういうボタンに変わっていた。確かにこのボタンにマウスオーバーすると「音符のスペーシング」という文字が・・・うーん。ややこしい。

で、これを押すとこのように、各音符に青い四角が出て来る。なので、その四角をクリックすると、音符の横に青い丸が出て来るのでその丸をクリック。その後で、Alt+矢印 をやると、確かに音符が左右に動く。

ヤマハのサイトが最新バージョンの画像に変更してくれているか、Doricoのマニュアルが今のように全然図が無い字だけの見にくいマニュアルじゃなくてここに今貼ったような画面がたった1枚あれば、または、ChatGPTにこういう図面を参照して引っ張ってくる機能が付けば、即!解決した問題なのだが。

まあ、わかってしまえば何と言うことは無いのだが、いろいろと罠が多いですよ。「この世」なので(^^♪
それにしても・・・直感的に見れば、組段についての変更アイコンがここらに並んでいるので、このアイコンとその上下のアイコンは組段関係かと思った。で、その上の音符が書いてあるアイコン。音符が書いてあるのでこれをクリックするとサブメニューで音符の移動がありそうなものだが、なんと、無いという。このボタンとレイアウトは最悪のユーザーインタフェースだと思います。まあ個人的には(^^♪

2024.10.19追記※
なんとか継続して作業をしているものの・・・
せっかく苦労してこういう微量の水平移動をやったあとで、コードの記号の位置が気に入らなくてコードの位置をいじると・・・コード以外のそれまでやった音符などの微妙な調整が全部リセットされて無駄になることを発見。(^^♪ こういう隠れマイナス機能??ってありがちですよね。でもFinaleには無かったような。まあ、そういうのを発見したらそれで慣れるしかないんでしょうけど・・・

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